An intermediate support organization to develop human resources for art management professionals of Performing Arts, and to enhance their working environment.
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文化審議会「文化芸術立国の実現に向けた総合的取組の推進へ(仮題)(答申(素案))」に関する意見募集が始まりました。
答申案の11ページには以下の記述があります。
(7)芸術家や文化芸術団体等文化芸術の担い手に係る職業や産業の発展
芸術家や文化財に関わる技術等の担い手などの個人,文化施設の職員,文化芸術団体,NPO・NGOなど多様な文化芸術の担い手が職業・組織として自立した活動ができることは,我が国の文化芸術の持続的な発展において極めて重要である。
しかしながら,文化芸術の担い手とされる就業者に関する数や収入について正確なデータがないなど,担い手の実態の把握が十分ではない状況にある。
本審議会の議論においても,夢を持って文化芸術の職に就こうとしても将来が不安で諦める若者が多いことや,文化財の保存・継承の現場において後継者がいない,材料が手に入らないなどの指摘があり,また,文化施設においても適切な人件費を確保しつつ,文化芸術の専門的人材について常勤職を増やしていくことが人材育成の問題として重要であるといった意見が多々出されたところである。
このため,多様な文化芸術の担い手である専門家たちに対して,職業や産業の視点から支援をしていくなど,文化芸術の基盤を拡充するための取組を行うことが重要である。また,文化芸術を学ぶ者が学んだことを生かしたキャリア形成が可能となるよう,支援していくことも必要である。
みなさんも、人材育成について、労働環境について、「こういう支援が必要」「こうすべきではないか」「これが障壁になっている」などご意見があれば、この機会にぜひ提出していただければと思います。
また提出されずとも、このような動きがあることはぜひ知っておいていただき改善のための大きな動きを一緒に作っていければと思います!締切は10月30日(日)です。
詳細はこちら(文化庁ウェブサイト)