An intermediate support organization to develop human resources for art management professionals of Performing Arts, and to enhance their working environment.
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フェスティバル/トーキョー(F/T)では、舞台芸術や文化芸術の分野で働くことを志す方々にむけて、本年もインターンシップ・プログラムを実施します。
今回のプログラムは、座学講座や、ミーティングでのオンライン活用、少人数での現場研修など、感染症対策を実施しながら、できうる形でみなさまとお会いしたいと考えております。
フェスティバルを開催するには、準備期間から本番当日の運営まで、地道で丁寧な作業の積み重ねが必要です。インターン実施期間はフェスティバルの運営・広報業務や、舞台芸術に携わるための知識を養う各種講座を実施します。芸術に携わるための知識や経験を身につけたい方、自身にあった文化芸術との関わり方・働き方を探したい・考えたいという方からのご応募をお待ちしております。
【フェスティバル/トーキョー(F/T)とは】
F/Tは「人と都市から始まる芸術祭」として、国内外の先鋭的なアーティストが東京・池袋エリアを中心に集結し、同時代のアートの魅力を発信している舞台芸術祭です。昨年開催されたF/T19では劇場公演に加えまちなかでの上演、学生や若手アーティストに向けた教育普及・研究開発プログラムなど、さまざまなプログラムを実施しました。13回目となるF/T20は、本年秋に実施予定です。
広報インターン
「芸術・文化はどうなっていくのか?私は何が出来るのか?」と考えていて、その答えを見つけるために、インターンを始めました。フェスティバル/トーキョーの勉強会では、芸術・文化を支える様々な職種の方のお話を聞くことが出来ます。制作や広報の活動では、作業現場や稽古場に赴いて、実際に作品を作り上げていく過程を見ることが出来ます。私は広報で、区役所に掲示するポスター制作、インタビュー取材、プレス向け記事制作などを行い、その中で自然と芸術・文化と自分の役割について考えました。また、自分と同じように芸術や文化に関心があるけれど、自分とは異なる考え方を持つ仲間に出会い、沢山、意見を交わし、ぶつけ合いながら過ごすことが出来ます。インターンの3ヶ月間は、常に、芸術・文化を考え、向き合うことが出来る濃密な時間です。今、芸術・文化に関心があり、自分の答えを探したい人が、その答えはフェスティバル/トーキョーにきっとあります。
(Yさん/当時の所属:大学院生・博士課程後期)
制作インターン
全くの別業界で働いていましたが、本当にやりたいことを仕事にしよう!と心に決め、イン
ターンに応募しました。「企画」が「公演」になっていく過程を経験できたことにより、
次のステップを踏み出す先を決意することができました。
インターンでは主に①公益財団やNPOなど舞台芸術を支える方々による講義+②公演に向
けた各準備+③本番(仕込み~バラシ)を通じて、「舞台芸術分野の中でどのような仕事を
したいのか」考えを深める期間になりました。
そして何よりも、舞台監督や音響など各現場の生の声を伺えたり、同じような業界を志すインターンの仲間に出会えたりしたことは、何ものにも代えがたい財産です。
(Yさん/当時の所属:社会人)
制作インターン
「成長したな!」と肩を叩いてくださったのは、最終日まで活動されていたアーティストご本人でした。またそれは私自身の実感でもありました。振り返ると、外側から作品を支えるのは初めてで、最初は不安もありました。しかし、インターンを通して、最後には強い自信がつきました。まず、勉強会で芸術祭にまつわる制度や活動を学びました。業界で実際に働く人のお話を聞き、その原動力や状況を知ることで舞台芸術への新しい視座を得られました。続いて、制作の現場ではチラシの配送作業や導線の確保、会場の整備を行いました。特定の作品を継続的に支えることで、企画が前進する場面に立ち会うことができ、芸術祭の輪郭を確かに形作っていると感じました。特に、街中でのプログラムでアーティストの方々と一緒に設営を行なった経験は、直接作品に関われた出来事として強く印象に残っています。現在も、期間中に積み上げられた考えを元に劇作を行うなど、長期的な関心に繋がっています。
(Sさん/当時の所属:大学院生)
【インターンのその後の活躍】
・インターンシップ終了後、正職員への登用実績あり
・その他、公共ホールや地域のアートフェスティバル、劇団制作など舞台芸術をはじめとするさまざまな現場で活躍しています。
今年のF/Tインターンシップ・プログラムの特徴は、制作・広報などの部門分けをせず、舞台芸術祭の運営に不可欠なお仕事を網羅的に体験していただけるところです。また実際の現場での研修だけでなく、基礎的な知識や仕事を知るための勉強会も7回に渡り実施いたします。
準備から本番までの時間を共に過ごす中で、芸術祭に携わる人々がどんな考えで、何を伝えていくのか、皆様と共有していきたいと考えています。
今後の見通しが不明瞭中での募集となりますが、感染予防策を十分に実施し、舞台芸術や文化芸術の分野での就業に興味のある方にとって、将来を見つめる豊かな時間になることを目指していきます。
何か不安な点があれば担当者までお気軽にご連絡ください。
ご応募お待ちしております!
国際舞台芸術祭 フェスティバル/トーキョー20
インターンシップ・プログラム
10月から11月のフェスティバル期間を含む8月から12月上旬の期間、作品を上演する為に必要な知識を学び、仕事を体験します。会場で運営の仕事を体験するほか、事前研修や振り返り会を通じで、フェスティバルを支えるスタッフの働き方・考え方を学ぶプログラムです。
今年度は、芸術祭運営に欠かせない「コミュニケーション・デザイン(広報・教育普及)」・「制作」の業務を総合的に体験できるプログラムを実施いたします。
●コミュニケーション・デザイン
広報:コミュニケーション・デザインチームの下で、フェスティバル会期前、8月中旬より広報業務に携わります。(例:広報展示企画の立案・実施、チラシの発送、インタビューへの同行、広報物の作成など)
教育普及:コミュニケーション・デザインチームの下で、フェスティバル会期前〜期間中の教育普及プログラムに携わります。(例:ダイアローグ・ネクスト(学生向け対話企画)への参加、資料整理、サポータープログラムとの連携など)
●制作
制作チームの下で、フェスティバル期間中の運営に関する業務を全般的に学びます。現場研修の前後に、事前研修と振り返り会を実施します。(例:当日運営補佐、アーティストのアテンドやケータリング補佐、広報物の掲示・配布、アンケート回収など)
・舞台芸術・文化芸術の分野での就業を考えている方
・フェスティバルの運営や舞台芸術の制作業務に興味のある方
・学生以外の方も参加歓迎
・18歳から40歳までの方(高校生不可)
・積極的に責任をもって活動に参加できること
・日本語でのコミュニケーションが可能なこと
・下記活動期間に参加可能なこと
2020年8月から12月上旬までの期間、10日ー15日間程度
【8月-9月】週1日程度
広報業務および座学講座
※活動日数は内容により異なります。
※座学講座は基本的にオンラインにて実施予定。
※18:00-21:00ごろを予定していますが、開催される講座により変動があります。
【会期中:10月-11月上旬】週1-3日程度
教育普及部門、制作部門に分かれて活動。
※担当するプログラムによって日数の変動があります。
※内容によりオンラインで実施される場合があります。
※実務研修のスケジュールは相談の上決定します。
【11月中旬ー下旬】週1程度:座学
【12月上旬】振り返り会
若干名(本年は、募集時に制作や広報など部門分けを実施しません。)
●応募締め切り 7月12日(日) 23:59
●書類選考結果通知 7月14日(火)
●グループ面接
7月16日(木) 15:00-17:00
7月18日(土) 11:00-13:00
7月21日(火) 18:00-20:00
※オンラインにて実施します。
●面接結果通知 7月22日(月)頃予定
●インターンプログラム開始 7月末~
・交通費支給 往復1,500円まで/1日※上限あり(業務で移動する交通費は別途お支払いいたします)
・ボランティア保険加入(費用はF/T事務局が負担)
・関連団体における人材募集等の優先的な情報提供
下記のフォームに必要情報をご記入の上、ご応募ください。
応募フォーム
※活動状況に応じ、追加で募集期間を設ける可能性があります。
※お送りいだいた個人情報、資料は本事業に関連するもの以外の目的で使用することはありません。
※応募資料は選考終了後、当委員会の個人情報取扱マニュアルに沿って破棄致します。
※内容は変更になる可能性がございます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2020年7月12日(日)23:59
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 インターンシップ担当
TEL:03-5961-5202 MAIL:ft-intern(a)festival-tokyo.jp ※(a)→@に変更してお送りください。
〒171-0031 東京都豊島区目白5-24-12 旧真和中学校 4階