An intermediate support organization to develop human resources for art management professionals of Performing Arts, and to enhance their working environment.
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【この講座は中止となりました】
新型コロナウイルス感染拡大の状況及び神奈川県から「不特定多数の方が集まるイベント等は原則中止または延期とする」旨の依頼があったことを踏まえ、開催について検討を重ねてまいりました。予定しておりました講座内容の安全かつ十分な実施が難しいとの判断となり、誠に残念ではありますが、中止とさせていただくこととなりました。
時期は未定ではありますが、来年度以降に同じテーマで舞台技術講座の開催を調整しております。
KAAT 神奈川芸術劇場が企画制作、施設運営に関わる方を対象にした舞台技術講座を実施します。Aプログラム「舞台芸術 × 障害者〜舞台技術者がインクルーシブシアターを考える〜」、Bプログラム「舞台技術者の未来〜海外の事例を学ぶ」、2017年度にExplatが作成した「舞台芸術マネージャーのための公演安全マニュアル2017」の実践編となる「制作者のための舞台技術講座」の全3講座。実際の劇場を使用して実践的に学べる貴重な機会です。ぜひご参加ください!
★「舞台芸術マネージャーのための公演安全マニュアル2017」はこちら
舞台芸術の上演は、様々な役割を持った多くの人々が協働することで成り立っています。上演を安全により良いものとするためには、舞台技術者だけではなく、制作者が適切な知識を持ち準備することが求められます。2017年にNPO法人Explatが全国の制作者を対象にアンケートを実施して作成した「舞台芸術マネージャーのための公演安全マニュアル2017」の実践編として、この講座では、現場に潜む危険、また舞台技術者が安全のために何に注意して作業しているのか、体験を通じて学びます。好評につき、3度目の開催です。
障害のある方々に舞台芸術を楽しんでもらうためには、どうすればよいのでしょうか?
劇場という空間は、これまで無意識のうちに障害のある方々を遠ざけてきてしまいました。しかし、2016年に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」によって、劇場には障害のある方への合理的配慮が義務づけられ、また社会の中で、どうしたら障害のある方々と一緒に舞台芸術を共有していけるのか、考え実践していこうという機運が高まりつつあります。
この講座では、あらゆる人々のための舞台芸術を目指して、障害のある方への鑑賞サービスについて学びます。第二部では、字幕サービスを実際に手がけている方々にもご登壇いただき、実例をお聞きします。
【第一部】 音楽・ダンス・芝居を誰もが楽しめるために
【第二部】 舞台技術者が考える鑑賞サービス-アイデアで広がる鑑賞サポートの可能性[文字情報編]
日々数多くの上演、そして作品創作がおこなわれていますが、それらを支える舞台技術者に求められるスキルは、そのジャンルや規模、また環境によって異なります。安全により良い創作・上演を目指すために、何をコモンセンス(共通理解)として持つべきなのか、舞台技術者にはそのことが常に問われ続けています。
英国で長く劇場建築コンサルタントとして、多くの劇場に関わってきた田中 伊都名さんをお迎えし、各国の劇場事情と日本の劇場に対して感じる多様性や相違点のお話や、ご自身も所属し、あらゆる分野の舞台技術者のフォーラムとして機能し、コモンセンス(共通理解)醸成の場となっているAssociation of British Theatre Technicians(略称ABTT/英国舞台技術者協会)という団体についてお話をうかがい、安全でより良い創作・上演、国際協働を考える一助にしたいと考えます。
全ての舞台技術者、そして海外の劇場・舞台芸術に興味を持つ方の参加をお待ちしています。
KAAT 神奈川芸術劇場 舞台技術課
TEL:045-633-6530