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<特別延長>舞台芸術に関わるマネジメント専門人材の労働環境実態調査2016 (2016年10月11日) - イベント



<特別延長>舞台芸術に関わるマネジメント専門人材の労働環境実態調査2016

舞台芸術のマネジメントに関わる専門人材の方を対象に、全国規模での雇用・労働環境のアンケート調査を実施しております。現実を「見える化」するため未回答の方はぜひご協力ください!

舞台芸術業界でマネジメントに関わるみなさまへ
(劇場・音楽堂、実演団体、非営利団体、中間支援組織、フリーランス、雇用する側もされる側も、すべての働き方を含みます。)

今年9月30日、電通の新入社員だった女性の自殺が過労によるものだったとして労災認定されました。
希望を胸に社会に出てきたにも関わらず、たった1年でこのような現実に至ってしまった彼女の人生のことを考えると、やり場のない憤りを感じます。 亡くなった女性のご冥福をお祈りするとともに、ご家族には心からお悔やみ申し上げます。

最近の労働や雇用に関する様々なニュース等を聞くと、変化の激しいこの現代社会の中において、「働き方」「個人の生き方」を再度問い直さなくてはいけない時期に来ているのではないかと強く感じます。

Explatのミッションの一部には「舞台芸術制作者を中心とした芸術に関わる専門人材が、自らの仕事に誇りを持ち、心身ともに健康で、生涯の仕事として続けられる労働環境の実現」とありますが、このようなミッションを持つ組織が存在していることからも分かるように、舞台芸術業界の労働環境もまだまだ整備されていません。 やりたいことがあって、夢があってこの業界に入ってきたはずなのに、根性論によって過酷な環境の中で激務を重ね、辞めていってしまう方たちを何人も目にしてきました。実はかつての自分もそのような状況で一度業界を去った経験があるので、こういう現状を何とかしたいという思いで、ビジョンを共有する仲間と一緒にExplatを立ち上げました。
そしてExplatでは今年の7月13日(水)から8月21日(日)まで、「舞台芸術に関わるマネジメント専門人材の労働環境実態調査2016」を行いました。(その目的などは7月時点の説明を下に残しておりますので、未回答の方はお読みいただけますと幸いです。)お盆も含む1か月ほどのアンケート期間だったにも関わらず、全国から927件の回答をいただきました。

この調査では雇用する側、雇用される側、フリーランス等、これまでの調査では対象とされてこなかった働き方の方も対象に含まれています。これまで「見える化」されてこなかった方々の労働環境が初めて明らかになり、そしてようやく、そこから次のアクションが始まっていくのだと思います。

この業界をより正確に「見える化」するためには、もちろん多くの方にお答えいただくことが必要です。今回の調査も927件「も」お答えいただいてるとも言えますが、公文協の会員名簿の正会員だけでも1,283施設ということを鑑みると、まだまだお答えいただけていない方も多いのだと思います。
今回のニュースをきっかけとして、Explatにできることは何だろうかということを考えました。そのひとつは、やはり1人でも多くの方にアンケートに答えていただき、そこから見える現状を業界全体で共有することだと思いました。 そのため、この「舞台芸術に関わるマネジメント専門人材の労働環境実態調査2016」の回答期間を来年1月末まで延長させていただきます。11月以降Explatは各地でシンポジウムを行いますので、各会場でも引き続き協力を呼びかけてまいります。すでにご回答いただいた方は再度回答いただく必要はありません。まだ回答していない方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力をお願いいたします。

回答は無記名ですが、回答内容から自分が誰か特定されるのではないかと、お答えいただくことを躊躇されている方もいるかもしれません。ご安心ください、各回答結果は統計的処理を行ったうえで公表させていただきますので、個別の回答が特定されることはございません。また、回答開始の7月13日以降、Explatの事務局メンバーですらも一切回答データにアクセスできないようになっています。 データは保護されたままの状態で統計処理され、統計処理後のデータしかExplat事務局も触れることはできません。

舞台芸術制作者を中心とした芸術に関わる専門人材が、自らの仕事に誇りを持ち、心身ともに健康で、生涯の仕事として続けられる労働環境の実現のために、この調査が大きな一歩となるよう、ぜひみなさまのご協力をお願いいたします。

2016年10月11日
特定非営利活動法人Explat
理事長 植松侑子

アンケートへの回答はこちらから



(以下は7月に掲出した告知文です)
この調査は、劇場・音楽堂、実演団体、非営利団体、中間支援組織、フリーランス等、多様な形態で働く舞台芸術業界のマネジメント専門人材の労働環境の実態と課題を可視化することを目的として行われます。 「公立劇場の職員」など所属団体を限っての調査はこれまでにも行われてきました。しかし、すべての働き方を対象にした調査は業界初の試みとなります。

そもそもこの舞台芸術業界に、マネジメント専門人材として働いている人たちは一体何人いるのでしょうか。
その平均年齢は? 年収は? 男女比は?
具体的、客観的な数値のないままに人材育成や労働環境のあり方を議論をしても、効果的な改善は望めません。 現状を「見える化」し、一体何が問題なのかを明らかにしてくことが今いちばん必要なことであるとExplatは考えます。

また、この調査結果をもとに今秋全国6都市(予定)でのシンポジウムを開催し、より具体的で発展的な人材育成プログラムのあり方や、労働環境の整備のための議論を行い、より良い制度や運用の改善を業界全体で考えていくためのきっかけとしていきます。

アンケート詳細

回答期間:2016年7月13日(水)〜8月21日(日)2017年1月31日(火)まで
対象:組織・個人等所属や働き方を問わず、舞台芸術のマネジメントに係る業務を現在行っている方


ご協力いただける方は、アンケート開催期間中に回答フォームからご回答ください。
※各回答結果は統計的処理を行ったうえで公表させていただきますので、個別の回答が特定されることはございません。
※ご自身がアンケート対象者に含まれるかどうか迷われる場合も、回答内容によって自動的に分岐しますので、ぜひお答えください。
※当アンケートの回答に要する時間は最長で10分程度です。

リサーチ
主催:特定非営利活動法人Explat
共催:公益社団法人全国公立文化施設協会

アンケートへの回答はこちらから



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シンポジウム
文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
舞台芸術のアートマネジメント専門人材の人材育成と労働環境を考えるシンポジウム
~統計・調査から分かる労働 環境とこれから必要な人材育成~
主催:文化庁、特定非営利活動法人Explat

※シンポジウムの詳細は決まり次第お知らせいたします。

「舞台芸術に関わるマネジメント専門人材の労働環境実態調査2016」に関して
ご質問等がございましたら、下記からご連絡ください。


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